記号 |
意味 |
T31
(TD1) |
T3 の断面減少率をほぼ 1%としたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 1%の冷間加工を行い、更に自然時効させたもの。 |
T351
(TD51) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX51の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去した後、更に自然時効させたもの。
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T3510
(TD510) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX510の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去した後、更に自然時効させたもの。 |
T3511
(TD511) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX511の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去した後、更に自然時効させたもの。ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T352
(TD52) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX52の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去した後、更に自然時効させたもの。 |
T354
(TD54) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX54の永久ひずみを与える引張り及び圧縮の複合矯正によって永久ひずみを与えて、残留応力を除去した後、更に自然時効させたもの。
最終型による冷間打ち直しをした型鍛造品に適用する。 |
T36
(TD6)
T361
(TD61) |
T3 の断面減少率をほぼ 6%としたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 6%の冷間加工を行い、更に自然時効させたもの。
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T37
(TD7) |
T3 の断面減少率をほぼ 7%としたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 7%の冷間加工を行い、更に自然時効させたもの。 |
T39
(TD9) |
T3 の冷間加工を規定の機械的性質が得られるまで行ったもの:
溶体化処理後自然時効の前か後に規定の機械的性質が得られるまで冷間加工を行ったもの。
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T42
(TB2) |
T4 の処理を使用者が行ったもの:
使用者が溶体化処理後十分な安定状態まで自然時効させたもの。 |
T451
(TB51) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に自然時効させたもの。 |
T4510
(TB510) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後 TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に自然時効させたもの。 |
T4511
(TB511) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後 TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に自然時効させたもの。
ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T452
(TB52) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後 TX52 の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去し、更に自然時効させたもの。 |
T454
(TB54) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に自然時効させたもの:
溶体化処理後 TX54 の永久ひずみを与える引張りと圧縮の複合矯正によって残留応力を除去し、更に自然時効させたもの。 |
T51
(TE1) |
高温加工から冷却後人工時効硬化処理したもの:
高温加工から冷却後成形性を向上させるために人工時効硬化処理条件を調整したもの。 |
T56
(TE6) |
高温加工から冷却後人工時効硬化処理したもの:
高温加工から冷却後 T5 処理によるよりも高い強さを得るために 6000系合金の人工時効硬化処理条件を調整したもの。 |
T61
(TF1) |
展伸材の場合、温水焼入れによる溶体化処理後人工時効硬化処理したもの:
焼入れによるひずみの発生を防止するため温水に焼入れし、次に人工時効硬化処理したもの。
鋳物の場合、溶体化処理後人工時効硬化処理したもの:
T6 処理によるものよりも高い強さを得るために人工時効硬化処理条件を調整したもの。 |
T6151
(TF151) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に成形性を向上させるために人工時効硬化処理条件を調整したもの。 |
T62
(TF2) |
T6 の処理を使用者が行ったもの:
使用者が溶体化処理後人工時効硬化処理したもの。 |
T64
(TF4) |
溶体化処理後人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後成形性を向上させるために人工時効硬化処理条件を T6 と T61 の中間に調整したもの。 |
T651
(TF51) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T6510
(TF510) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T6511
(TF511) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。
ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T652
(TF52) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX52 の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T654
(TF54) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX54 の永久ひずみを与える引張りと圧縮の複合矯正によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T66
(TF6) |
溶体化処理後人工時効硬化処理したもの:
T6 処理によるよりも高い強さを得るために 6000系合金の人工時効硬化処理条件を調整したもの。 |
T73
(TM3) |
溶体化処理後過時効処理したもの:
溶体化処理後耐応力腐食割れ性を最大にするために過時効処理したもの。 |
T732
(TM32) |
T73 の処理を使用者が行ったもの:
使用者が溶体化処理後耐応力腐食割れ性を最大にするために過時効処理したもの。 |
T7351
(TM351) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T73 の条件で過時効処理したもの。 |
T73510
(TM3510) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T73 の条件で過時効処理したもの。 |
T73511
(TM3511) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T73 の条件で過時効処理したもの。ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T7352
(TM352) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX52 の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去し、更に T73 の条件で過時効処理したもの。 |
T7354
(TM354) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX54 の永久ひずみを与える引張りと圧縮の複合矯正によって残留応力を除去し、更に T73 の条件で過時効処理したもの。 |
T74
(TM4) |
溶体化処理後過時効処理したもの:
溶体化処理後耐応力腐食割れ性を調整するため T73 と T76 の中間の過時効処理したもの。 |
T7451
(TM451) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T74 の条件で過時効処理したもの。 |
T74510
(TM4510) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T74 の条件で過時効処理したもの。 |
T74511
(TM4511) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T74 の条件で過時効処理したもの。ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T7452
(TM452) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX52 の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去し、更に T74 の条件で過時効処理したもの。 |
T7454
(TM454) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX54 の永久ひずみを与える引張りと圧縮の複合矯正によって残留応力を除去し、更に T74 の条件で過時効処理したもの。 |
T76
(TM6) |
溶体化処理後過時効処理したもの:
溶体化処理後耐はく離腐食性を良くするため過時効処理したもの。 |
T761
(TM61) |
溶体化処理後過時効処理したもの:
溶体化処理後耐はく離腐食性を良くするため過時効処理したもの。7475 合金の薄板及び条に適用する。 |
T762
(TM62) |
T76 の処理を使用者が行ったもの:
使用者が溶体化処理後耐はく離腐食性を良くするため過時効処理したもの。 |
T7651
(TM651) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T76 の条件で過時効処理したもの。 |
T76510
(TM6510) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T76 の条件で過時効処理したもの。 |
T76511
(TM6511) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T76 の条件で過時効処理したもの。ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T7652
(TM652) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX52 の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去し、更に T76 の条件で過時効処理したもの。 |
T7654
(TM654) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX54 の永久ひずみを与える引張りと圧縮の複合矯正によって残留応力を除去し、更に T76 の条件で過時効処理したもの。 |
T79
(TM9) |
溶体化処理後過時効処理したもの:
溶体化処理後ごくわずかに過時効処理したもの。 |
T79510
(TM9510) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T79 の条件で過時効処理したもの。 |
T79511
(TM9511) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に過時効処理したもの:
溶体化処理後 TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に T79 の条件で過時効処理したもの。ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T81
(TH1) |
T8 の断面減少率をほぼ 1%としたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 1%の冷間加工を行い、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T82
(TH2) |
T8 の処理を使用者が行い、断面減少率をほぼ 2%としたもの:
使用者が溶体化処理後 2%の永久ひずみを与える引張加工を行い、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T83
(TH3) |
T8 の断面減少率をほぼ 3%としたもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 3%の冷間加工を行い、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T832
(TH32) |
T8 の冷間加工条件を調整したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工条件を調整して、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T841
(TH41) |
T8 の人工時効硬化処理条件を調整したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工条件を行い、更に人工時効硬化処理条件を調整したもの。 |
T84151
(TH4151) |
溶体化処理後残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理条件を調整したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T851
(TH51) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後 TX51 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T8510
(TH510) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX510 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T8511
(TH511) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX511 の永久ひずみを与える引張加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。ただし、この引張加工後わずかな加工は許容される。 |
T852
(TH52) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX52 の永久ひずみを与える圧縮加工によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T854
(TH54) |
溶体化処理後冷間加工を行い、残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため冷間加工を行い、TX54 の永久ひずみを与える引張り及び圧縮の複合矯正によって残留応力を除去し、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T86
(TH6)
T861
(TH61) |
T36 を人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 6%の冷間加工を行い、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T87
(TH7) |
T37 を人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後強さを増加させるため断面減少率ほぼ 7%の冷間加工を行い、更に人工時効硬化処理したもの。 |
T89
(TH9) |
T39 を人工時効硬化処理したもの:
溶体化処理後規定の機械的性質が得られるまで冷間加工を行い、更に人工時効硬化処理したもの。 |